一
one · one radical (no.1)
詳細情報
筆順
文化的背景
語源
横線一本で最小の数を表す指事文字。すべての数の始まり、また「ひとつに」という統一の意味も持つ。「一心」「一期一会」など基本を表す語に使われる。
象徴
一は「一つ」「唯一」として最も基本的な数を象徴する。「一番」として最上を、「一心」として集中を表す。「一期一会」として人生の哲学を示す、あらゆる概念の出発点となる文字。
関連する文化・場面
- 富を築く
言葉・表現
四字熟語
一意専心
いちいせんしん
一つのことに心を集中すること
一衣帯水
いちいたいすい
狭い水域で隔てられた近い距離
一家団欒
いっかだんらん
家族が仲良く集まること
一喜一憂
いっきいちゆう
喜んだり悲しんだりすること
一期一会
いちごいちえ
一生に一度の出会いを大切にすること
一気呵成
いっきかせい
一気に物事を成し遂げること
一騎当千
いっきとうせん
一人で千人に匹敵する強さ
一挙一動
いっきょいちどう
一つ一つの動作
一挙両得
いっきょりょうとく
一つの行動で二つの利益を得ること
一言一行
いちげんいっこう
一言一行、すべての言動
一言居士
いちげんこじ
何にでも意見を言いたがる人
一刻千金
いっこくせんきん
わずかな時間も大切だということ
一子相伝
いっしそうでん
秘伝を一子に伝えること
一死報国
いっしほうこく
命を捧げて国に報いること
一紙半銭
いっしはんせん
わずかな金額
一視同仁
いっしどうじん
全ての人を平等に扱うこと
一字千金
いちじせんきん
一字が千金の価値があること
一汁一菜
いちじゅういっさい
質素な食事
一宿一飯
いっしゅくいっぱん
一夜の宿と食事の恩
一所懸命
いっしょけんめい
命がけで物事に取り組むこと
一触即発
いっしょくそくはつ
今にも爆発しそうな緊迫した状態
一心同体
いっしんどうたい
心も体も一つであること
一心不乱
いっしんふらん
一つのことに集中して乱れないこと
一新紀元
いっしんきげん
新しい時代の始まり
一進一退
いっしんいったい
進んだり退いたりすること
一生懸命
いっしょうけんめい
全力で取り組むこと
一石二鳥
いっせきにちょう
一つの行動で二つの成果を得ること
一切衆生
いっさいしゅじょう
全ての生き物
一知半解
いっちはんかい
知識が不十分なこと
一張一弛
いっちょういっし
張りと緩みを交互にすること
一朝一夕
いっちょういっせき
わずかな期間、短い時間
一長一短
いっちょういったん
長所もあれば短所もあること
一天四海
いってんしかい
全世界
一天万乗
いってんばんじょう
天下を治める天子
一刀両断
いっとうりょうだん
一刀のもとに断ち切ること。決断力があること
一得一失
いっとくいっしつ
得もあれば損もあること
一日片時
いちにちへんじ
短い時間
一念発起
いちねんほっき
心を決めて事を始めること
一夫一婦
いっぷいっぷ
一夫一婦制
一夫多妻
いっぷたさい
一夫多妻制
一部始終
いちぶしじゅう
最初から最後まで全て
一分一厘
いちぶいちりん
ほんのわずか
一方通行
いっぽうつうこう
一方向にしか進めないこと
一望千里
いちぼうせんり
見渡す限り広々としていること
一本調子
いっぽんぢょうし
単調なこと
一枚看板
いちまいかんばん
一番の売り物
一網打尽
いちもうだじん
一度に全てを捕らえること
一目瞭然
いちもくりょうぜん
一目見てすぐに分かること
一問一答
いちもんいっとう
質問に答える形式
一利一害
いちりいちがい
利益もあれば害もあること
一蓮托生
いちれんたくしょう
運命を共にすること
一六勝負
いちろくしょうぶ
さいころ賭博
一瀉千里
いっしゃせんり
一気に進むこと、文章が流れるように
一顰一笑
いっぴんいっしょう
ちょっとした表情の変化
開口一番
かいこういちばん
話し始めてすぐに
乾坤一擲
けんこんいってき
運命を賭けること
危機一髪
ききいっぱつ
非常に危険な瞬間
緊褌一番
きんこんいちばん
気を引き締めて事に当たること
九牛一毛
きゅうぎゅうのいちもう
ごくわずかなこと
九死一生
きゅうしいっしょう
死ぬ危険から辛うじて逃れること
言行一致
げんこういっち
言葉と行動が一致すること
三位一体
さんみいったい
三つのものが一つに結合していること
十年一日
じゅうねんいちじつ
十年間変わらないこと
真一文字
まいちもんじ
まっすぐなこと、一直線
真実一路
しんじついちろ
真実のみを追求する道
尋常一様
じんじょういちよう
ありふれていること
千載一遇
せんざいいちぐう
めったにない好機
天下一品
てんかいっぴん
この上なく優れていること
二者選一
にしゃせんいつ
二つから一つを選ぶこと
二者択一
にしゃたくいつ
二つから一つを選ぶこと
八紘一宇
はっこういちう
世界を一つの家にすること
表裏一体
ひょうりいったい
表と裏が一つに結びついていること
万世一系
ばんせいいっけい
皇統が途切れないこと
満場一致
まんじょういっち
全員が一致すること
唯一無二
ゆいいつむに
ただ一つで他にないこと
一言半句
いちげんはんく
わずかな言葉
一世一代
いっせいちだい
一生に一度の大事なこと
一日千秋
いちじつせんしゅう
待ち遠しいこと
一攫千金
いっかくせんきん
一度に大金を手に入れること
一切合切
いっさいがっさい
すべて、全部
千編一律
せんぺんいちりつ
どれも同じで変化がないこと
渾然一体
こんぜんいったい
完全に一体になること
破顔一笑
はがんいっしょう
顔をほころばせて笑うこと
挙国一致
きょこくいっち
国民が一致団結すること
首尾一貫
しゅびいっかん
最初から最後まで一貫していること
終始一貫
しゅうしいっかん
最初から最後まで一貫していること
衆議一決
しゅうぎいっけつ
みんなの議論で決定すること
一字一句
いちじいっく
一つ一つの文字や言葉
一言一句
いちごんいっく
一つ一つの言葉
一病息災
いちびょうそくさい
軽い病気があると健康に気を付けること
一陽来復
いちようらいふく
冬が去り春が来ること、運気の回復
政教一致
せいきょういっち
政治と宗教の一致
十年一昔
じゅうねんひとむかし
十年は一昔
言文一致
げんぶんいっち
話し言葉と書き言葉の一致
霊肉一致
れいにくいっち
霊と肉体の一致
祭政一致
さいせいいっち
祭祀と政治の一致
心機一転
しんきいってん
何かをきっかけに気持ちを入れ替えること
一致団結
いっちだんけつ
心を一つにして団結すること
一所不住
いっしょふじゅう
一所に住まないこと
一家眷属
いっかけんぞく
家族と親族
一虚一実
いっきょいちじつ
虚と実を使い分けること
一件落着
いっけんらくちゃく
物事が解決すること
一族郎党
いちぞくろうとう
一族と家来たち
一諾千金
いちだくせんきん
約束を必ず守ること
一日三秋
いちじつさんしゅう
一日が非常に長く感じること
一罰百戒
いちばつひゃっかい
一人を罰して多くの人を戒めること
一味徒党
いちみととう
同じ仲間、共犯者
一路順風
いちろじゅんぷう
順調に進むこと
一路平安
いちろへいあん
旅の安全を祈ること
鎧袖一触
がいしゅういっしょく
たやすく敵を打ち負かすこと
頑固一徹
がんこいってつ
非常に頑固なこと
春宵一刻
しゅんしょういっこく
春の宵の一時は千金に値する
人心一新
じんしんいっしん
人々の心を一新すること
精神一到
せいしんいっとう
精神を一点に集中すること
精神統一
せいしんとういつ
精神を一つにまとめて集中すること
台風一過
たいふういっか
台風が過ぎ去った後の晴天
大喝一声
だいかついっせい
大声で叱ること
知行合一
ちこうごういつ
知識と行動を一致させること
当代随一
とうだいずいいち
当代で一番優れていること
万死一生
ばんしいっしょう
死を覚悟して事に当たること
万緑一紅
ばんりょくいっこう
緑の中に紅が一点
面目一新
めんもくいっしん
面目を一新すること
心身一如
しんしんいちにょ
心と体が一体であること
千慮一失
せんりょいっしつ
賢者も時には失敗すること
千慮一得
せんりょいっとく
愚者でも時には良い考えがあること
大死一番
だいしいちばん
死ぬ覚悟で全力を尽くすこと
一芸一能
いちげいいちのう
一つの技術や才能
一伍一什
いちごいちじゅう
ものの数が揃っていること
一語一句
いちごいっく
一つ一つの言葉
一上一下
いちじょういちげ
上下すること
一大決心
いちだいけっしん
重大な決意をすること
一読三嘆
いちどくさんたん
読むたびに感嘆すること
一人当千
いちにんとうせん
一人で千人に匹敵する強さ
一木一草
いちぼくいっそう
一本の木や一本の草
一味同心
いちみどうしん
心を一つにして協力すること
一国一城
いっこくいちじょう
自分だけの領域を持つこと
一唱三嘆
いっしょうさんたん
素晴らしいものを繰り返し称賛すること
一笑千金
いっしょうせんきん
美人の笑顔が千金の価値があること
一生不犯
いっしょうふぼん
一生戒を犯さないこと
一世風靡
いっせいふうび
一時代を風靡すること
一殺多生
いっさつたしょう
一を殺して多を生かす
一旦緩急
いったんかんきゅう
いざという時
一点一画
いってんいっかく
文字の一つ一つの点や画
一発必中
いっぱつひっちゅう
一度で必ず成功すること
一筆啓上
いっぴつけいじょう
手紙の書き出し
義理一遍
ぎりいっぺん
形だけの義理
槿花一日
きんかいちじつ
栄華のはかなさ
槿花一朝
きんかいっちょう
栄華のはかなさ
愚者一得
ぐしゃいっとく
愚者も時には良い考えがある
形影一如
けいえいいちにょ
常に一緒にいること。夫婦が仲睦まじいこと
紫電一閃
しでんいっせん
稲妻の一瞬のひらめき
純一無雑
じゅんいつむざつ
純粋で雑念がないこと
専心一意
せんしんいちい
一つのことに心を集中すること
寵愛一身
ちょうあいいっしん
主君の寵愛を一身に受けること
奮起一番
ふんきいちばん
奮い立って行動すること
唯一不二
ゆいいつふじ
ただ一つで他にないこと
励声一番
れいせいいちばん
声を上げて励ますこと
一世一元
いっせいいちげん
一代の天皇に一つの元号
一粒万倍
いちりゅうまんばい
わずかなものが大きく増えること
一暴十寒
いちばくじっかん
少し努力してもすぐにやめてしまうこと
一目十行
いちもくじゅうぎょう
読書が非常に速いこと
一文不通
いちもんふつう
字が全く読めないこと
一切皆空
いっさいかいくう
すべては実体がないこと
一擲千金
いってきせんきん
一度に大金を使うこと
十死一生
じっしいっしょう
九死に一生を得ること
一文半銭
いちもんきなか
わずかな金額
黄粱一炊
こうりょういっすい
富貴のはかなさ
衆口一致
しゅうこういっち
みんなが口をそろえること
一強多弱
いっきょうたじゃく
一つが強く他が弱いこと
一虚一盈
いっきょいちえい
虚と盈を使い分けること
一顧傾城
いっこけいせい
一度振り向けば城が傾くほどの美人
貧者一灯
ひんじゃのいっとう
貧しい者の心からの施し
打成一片
たじょういっぺん
一つになりきること
一行三昧
いちぎょうざんまい
一つの行に専念すること
一球入魂
いっきゅうにゅうこん
一球一球に魂を込めること
一栄一落
いちえいいちらく
栄えたり衰えたりすること
一億一心
いちおくいっしん
国民全体が心を一つにすること
一強皆弱
いっきょうかいじゃく
一つが強く他は全て弱いこと
ことわざ・慣用句
一寸先は闇
いっすんさきはやみ
未来は全く予測できない