秋
autumn
詳細情報
筆順
構成要素
のぎ+ひ
文化的背景
語源
「禾」と「火」から成り、あきを意味する形声文字。穀物を収穫する季節を表し、秋季・秋分・晩秋などに使われる。
象徴
秋は「秋分」「秋桜」として季節を象徴する。「千秋」として永遠を、「秋波」として流し目を表す。収穫と成熟を示す季節の文字。
関連する文化・場面
- 秋の紅葉
季節
9月〜11月の季節。実り・哀愁・成熟を象徴。紅葉・月見・収穫祭の季節。俳句では寂寥感を表す。
言葉・表現
四字熟語
春夏秋冬
しゅんかしゅうとう
四季
一日千秋
いちじつせんしゅう
待ち遠しいこと
秋霜烈日
しゅうそうれつじつ
秋霜烈日(厳格なこと)
一日三秋
いちじつさんしゅう
一日が非常に長く感じること
暗送秋波
あんそうしゅうは
秋波を送る、色目を使うこと
秋風落莫
しゅうふうらくばく
寂しく心細い様子
媚眼秋波
びがんしゅうは
男性に色目を使うこと
春花秋月
しゅんかしゅうげつ
春の花と秋の月。自然の美
千秋万歳
せんしゅうばんぜい
長寿を祝う言葉
ことわざ・慣用句
秋茄子は嫁に食わすな
あきなすはよめにくわすな
美味しい秋茄子を嫁に与えるなという姑の意地悪
詩歌
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
Poem #1 from Hyakunin Isshu
奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき
Poem #5 from Hyakunin Isshu
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ
Poem #22 from Hyakunin Isshu
月みれば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど
Poem #23 from Hyakunin Isshu
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
Poem #37 from Hyakunin Isshu
八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
Poem #47 from Hyakunin Isshu
さびしさに 宿をたち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
Poem #70 from Hyakunin Isshu
夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦のまろやに 秋風ぞ吹く
Poem #71 from Hyakunin Isshu
契りおきし させもが露を いのちにて あはれ今年の 秋もいぬめり
Poem #75 from Hyakunin Isshu
秋風に たなびく雲の たえ間より もれ出づる月の かげのさやけさ
Poem #79 from Hyakunin Isshu
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ
Poem #87 from Hyakunin Isshu
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり
Poem #94 from Hyakunin Isshu