風
wind · air · style · manner
詳細情報
説明
Wind - invisible yet powerful force of nature, symbolizing freedom and change.
筆順
構成要素
几(かぜかんむり)+虫
文化的背景
語源
「凡」(帆)の中に虫が入った形の会意文字。空気の流れを意味し、自然現象から「風習」「風格」など抽象的な概念まで幅広く使われる。
象徴
自然と変化を象徴し、「風流」として趣を表す。「風土」として地域性を示し、日本の美意識の根幹を形成する。
精神的意味
目に見えない霊的な力の動きを表し、神の息吹や精霊の存在を感じさせる自然の力。
季節
秋風(9月〜11月)は季節の移り変わりを告げる。春風は暖かさ、冬風は厳しさを表す。
アニメ・漫画
風の谷のナウシカ
かぜのたにのなうしか
Nausicaa of the Valley of the Wind(1984)
宮崎駿監督の代表作。風を使いメーヴェで飛ぶ
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言葉・表現
四字熟語
花鳥風月
かちょうふうげつ
自然の美しい風物
黒風白雨
こくふうはくう
砂嵐の中の突然の雨
疾風迅雷
しっぷうじんらい
非常に速いこと
疾風怒濤
しっぷうどとう
激しい風と荒波。激動の時代
春風駘蕩
しゅんぷうたいとう
のどかで穏やかな春の天気
醇風美俗
じゅんぷうびぞく
純朴で美しい風俗
順風満帆
じゅんぷうまんぱん
物事が順調に進むこと
馬耳東風
ばじとうふう
人の意見を聞き流すこと
風紀紊乱
ふうきびんらん
風紀が乱れること
良風美俗
りょうふうびぞく
よい風俗習慣
威風堂々
いふうどうどう
威厳があって堂々としていること
談論風発
だんろんふうはつ
議論が活発に行われること
風光明媚
ふうこうめいび
景色が美しいこと
風林火山
ふうりんかざん
風のように速く、林のように静かに、火のように侵略し、山のように動かない
一路順風
いちろじゅんぷう
順調に進むこと
五風十雨
ごふうじゅうう
天候が順調で平和なこと
台風一過
たいふういっか
台風が過ぎ去った後の晴天
風俗壊乱
ふうぞくかいらん
風俗を乱すこと
風流三昧
ふうりゅうざんまい
風流な趣味に没頭すること
人相風体
にんそうふうてい
人の顔つきと身なり
一世風靡
いっせいふうび
一時代を風靡すること
威風凛々
いふうりんりん
威厳があって凛々しいこと
櫛風沐雨
しっぷうもくう
風雨にさらされて苦労すること
櫛風浴雨
しっぷうよくう
風雨にさらされて苦労すること
秋風落莫
しゅうふうらくばく
寂しく心細い様子
心象風景
しんしょうふうけい
心の中に思い浮かべる風景
清風明月
せいふうめいげつ
清らかな風と明るい月
千里同風
せんりどうふう
国中が平和であること
風声鶴唳
ふうせいかくれい
わずかなことにも怯えること
風俗習慣
ふうぞくしゅうかん
風俗と習慣
風流韻事
ふうりゅういんじ
風流な趣味
没風流漢
ぼつふうりゅうかん
風流を解さない人
光風霽月
こうふうせいげつ
心が晴れやかで穏やかなこと
迅雷風烈
じんらいふうれつ
激しい雷と風。急激な変化
風餐露宿
ふうさんろしゅく
野宿して苦労すること
ことわざ・慣用句
風が吹けば桶屋が儲かる
かぜがふけばおけやがもうかる
一見無関係なことが意外なところで影響を及ぼす
風前の灯火
ふうぜんのともしび
今にも消えそうな危険な状態
詩歌
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
Poem #12 from Hyakunin Isshu
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ
Poem #22 from Hyakunin Isshu
山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
Poem #32 from Hyakunin Isshu
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
Poem #37 from Hyakunin Isshu
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな
Poem #48 from Hyakunin Isshu
ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
Poem #58 from Hyakunin Isshu
夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦のまろやに 秋風ぞ吹く
Poem #71 from Hyakunin Isshu
秋風に たなびく雲の たえ間より もれ出づる月の かげのさやけさ
Poem #79 from Hyakunin Isshu
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり
Poem #94 from Hyakunin Isshu
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
Poem #98 from Hyakunin Isshu
ゆかりのある人物
松尾芭蕉
(まつおばしょう)「風流」を追求した俳聖。風を多くの句に詠んだ
『おくのほそ道』の著者。俳諧を芸術に高めた